わんぱく通信
2022.02.01
世の中には、必ず逆の意味のころわざがあり、とても面白く思います。
・三人寄れば文殊の知恵 ⇔ 船頭多くして船山に上る
・善は急げ ⇔ 急がば回れ
・二度あることは三度ある ⇔ 三度目の正直
・信じる者は救われる ⇔ 正直者が馬鹿をみる
さて、2月と言えば “節分” 、節分と言えば “恵方巻”
恵方巻は、すっかり国民に定着しています。
かく言う “わんぱくクラブ” でも、イベントとして恵方巻づくりに取り組みました。
ところで、昔から、“恵方巻”ってありました?
この疑問を抱いている方は沢山いるのではないかと思います。
・立春の前日の節分に食べます。
・恵方を向いて食べるとよいとされています。
・恵方とは、その年の福徳を司る年神様のいる方角です。
何と神々しい由緒ある儀式ですが、その起源は不明な点が多いそうです。
何でも、32年前、広島のコンビニ社員が「大阪には節分に太巻き寿司を食べる風習がある」と聴いて仕掛けたことが始まりとか。
それが全国へ急速に広まったそうです。それ以前に「恵方巻」と呼ばれていたという文献類はないそうです。
恵方巻の認知度は、20年前は約半数、3年前には8割を超え、定着したそうです。
① 太巻きをひとりにつき1本準備し、包丁で切ってはいけません。
② その年の吉とされている恵方を向いて食べます。
③ 願いごとを願いごとをしながら、黙々と最後まで食べます。
家族揃って同じ方向を向き、黙々と食べる光景はお茶目で、最後まで成し遂げるのは結構大変なことです。
信じる者は救われる!