わんぱく通信
2021.02.01
「新型コロナウイルスの最大の武器はステルス攻撃」
昨年3月、コロナウイルスが拡散され始めた頃、日本感染症学会が警鐘を鳴らした言葉です。
ステルス(stealth)という単語は、レーダー等のセンサー類から探知され難くするステルス戦闘機で有名ですよね。
1月中旬に
「4日前に利用した児童の新型コロナの感染が判明しました」
と、保健所から衝撃的な入電がありました。
利用日を起点に、陽性者と接触した利用者と支援した職員の
PCR検査結果が始まりました。
全員感染してないことを祈りましたが、陽性が判明しました。
感染された方には、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い完全回復を 切に、切に、切に、願ってやみません。
また、接触者の方々には、自宅待機を強いる方もおり、多大なご迷惑をお掛けしたこと、重ねお詫び申し上げます。
コロナ対策は、従来から
・送迎車は外気導入と窓を少し開ける。
・支援室は、1回/時間以上換気する。
・入退場時の手指消毒を徹底する。
・職員は旅行,会食を自粛する。 など
10項目の対策を従来から実践して参りました。
新型コロナウイルスは、命に係わる恐ろし感染症であることを全職員が念頭におき、私たちの至らなかった点がなかったか真剣に話し合いをしました。
視点は、次の4つ。
① ウイルスを事業所に持ち込まない
② ウイルスを事業所内で拡散させない
③ ウイルスを事業所内に残さない
④ ウイルスを事業所外に流出させない
出てきた対策アイデアは65件。
従来からの対策を加え、重複・類似対策を整理した結果、
43件の実行項目に絞り込み、確実に実践することを全職員で確認しました。
実行の悩みは、人と人とのふれあいを主体と支援のため、「密接」は避けられないことです。
エッセンシャルワーカーという言葉は、すっかり一般化しました。
緊急事態下でも簡単にストップするわけにはいかない仕事に従事する人々に対し、感謝や尊敬の念を込め使われるようになりました。
エッセンシャル(essential:欠くことのできない)の対象が、わかりにくいのですが、反対語が、リモートワーカーと聞いて、腑に落ちました。接触無しでは、仕事が出来ない職業の人です。
わんぱくクラブは、ステルス攻撃と戦うエッセンシャルワーカーとして、誇りを胸に、今後とも支援に取り組みますので。よろしくお願い申し上げます。