わんぱく通信
2020.02.01
刻々と変化する状況が逐次報道されている新型コロナウイルスで地球規模で大混乱となっています。
未知のウイルス故に、恐怖感があります。
この様な状況の中で、令和2年1月31日、厚生労働省から「社会福祉施設等における新型コロナウイルスへの対応について」で留意事項が周知されました。
内容は、対応に当たっては、職員が新型コロナウイルスについて正しい認識を持つとともに、感染対策マニュアル等を通して、基本的な感染症対策を含めた共通理解を深めるよう努めよとのことです。
改めて、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)」(厚労省)を一読すると、予防対策は、日常的な咳エチケットと正しい手洗いの徹底です。
当然、私たちはその実践を試みますが、利用者は言葉で伝えてもなかなか理解されるものではありません。
咳エチケットどころか、お友達に唾を吹きかけたり、おもちゃを舐めたり。落ちている物を食たり、手洗いは指先を水でぬらす程度です。
ガイドラインを徹底するのは、厚労省が思っているほど簡単ではありません。
「唾を吹きかけません!」,「おもちゃは舐めません!」,「落ちてるものは食べません!」と根気強く諭します。手洗いは、後ろから利用者の手を持って、指の間や手首までしっかり洗うよう補助しています。
これ以上の感染が拡大せず、一日も早い流行の終焉を切に願う毎日です。
家庭・学校とも連携し、一緒に感染予防に努めて参りましょう。
代表:近藤和幸