わんぱく通信
2020.06.01
非常事態宣言が解除され、学校も分散登校からいよいよ通常授業に戻りつつあります。
3月から実に3カ月間、大人たちだけでなく子供達も自由を奪われ、コロナウイルスと戦って、多大なストレスにさらされたものと思います。
そんな折、興味深い記事を目にしました。(参考文献:東洋経済オンライン,令和2年5月30日記事)
要旨は次の通りです。
新型コロナウイルスによって、子どもたちが多大なるストレスにさらされています。
学校へ行って思うように勉強できないこともそうですが、何より問題なのは自由に遊べないことかもしれません。
遊びは、“建設的な”何かをすることではないと思っている人が沢山います。
しかし、遊びには、数えきれないほどの利点があります。
認知のスキルを育て、言語能力と問題解決能力、計画づくり、結果の予期、予想外の出来事への順応など、高度な実行機能を高める効果があります。
物事をポジティブに考える「プラス脳」のスキルで、脳の統合を促します。
人付き合いのスキル、人間関係のスキル、言葉を操るスキルまでが、遊んでいる間に向上するのです。
遊び場の駆け引きをうまくやり、ゲームやグループのルールを決めなくてはならないからです。
子どもたちはどうしたら遊びに入れるかを探り出し、思いどおりにいかないときには、ほかの子たちと交渉しなくてはなりません。
公平さや、順番を守ること、柔軟になること、道徳的にふるまうことを学びます。
仲間外れにされている子にどう対応するか決めるときには、共感に関わる難しい問題に向き合うことになります。
心理面、感情面での効果も発揮して、脳のバランスを整えことになります。
子どもは遊んでいるとき、「自己肯定感」につながるさまざまな資質を伸ばすための練習をしているのです。
感情を整えてキレない力と立ち直る力をつけ、思いどおりにいかないときのいら立ちに耐える能力を伸ばしています。
といったことが書かれおり、我が意を得たりと思いました。
もっと楽しく、もっと笑顔に は 自己肯定感を伸ばしていくこと
わんぱくクラブのスタッフ全員が確信しています。
(文責:代表 近藤和幸)