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わんぱく通信

本人主体の視点:令和2年12月(Vol.63)

わんぱく通信

2020.12.01

先月(令和2年11月)の出来事として、児童発達支援管理責任者の基礎研修を受講してきました。

 

研修は、5日間33時間ですが、新型コロナ対策の為、3日間はWeb講義でした。

 

Web講義は、自分の好きな時間に受講が出来るメリットはありますが、反面、情報が一方通行の為、集中力が持続できないものだと実感しました。

 

無事修了証を頂きましたが、全ての講座を終えたからこそ、読み返すことによって、自分のものとして昇華出来ることは沢山あります。

 

わんぱくクラブの実運営と対比させながら、何度も何度もテキストを読み返し、課題や改善すべきことを明確にし、毎日ミーティングで全職員に少しずつ共有展開をしています。

 

 

一方で、話は変わりますが、11月20日に秋篠宮殿下は、55歳の誕生日に先立ち記者会見をされたとの報道がありました。

 

眞子さまの結婚について、記者の質問に対し、
殿下は、「しっかりした確固たる意志があれば、それを尊重するべきだと思う。」とご自身のお考えをはっきりとおっしゃいました。

 

 

この報道に接するに際し、2つのことを思いました。

① 記者質問に、ご丁寧にお考えを応える姿勢は、御立派でした。

② 父親として、娘の気持ちを主体に考える姿に、心が動きました。

 

 

研修の中で、福祉の一貫した考え方として、「本人主体の視点」がありました。

 

社会通念や既存制度から捉えるのでなく、

常に本人に寄り添って「想い」を捉え、

主体性を引き出すことが大切だ!

 

 

◆ 課題や問題を解決する際の主語は、本人以外あり得ないということ。

 

◆ 援助過程とは、援助者の過程ではなく、本人が問題解決に向けた本人の過程でなければならない。

 援助者はその歩みを専門的に支えるということ。

 

◆ 自己決定の原則とは、単に本人に決めてもらうことや本人が決めたことを大事にすることでなく、

 本人が決めるそのプロセスを支えるということ。

 

 

皇族という特殊な家庭の中で、社会通念や既存制度と戦いながら、秋篠宮殿下は、眞子様の自己決定の決めるプロセスを温かい気持ちで支えてきたのであろうと思う。

 

多くの国民が、祝福するご結婚となることを祈っています。

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