わんぱく通信
2019.03.01
3月になり、すっかり春らしくなりました。
皆様方におかれましては、進学・進級に向け準備をしているものと思います。
新年度を迎えても、落ち着いて過ごせるよう、少しずつ慣らしていく必要があります。
さて、私の回りでは、2つのトピックスがありました。
一つは、毎年恒例の出来事です。
我が家の玄関先の梅は満開です。スロープは、花びらの絨毯が敷き詰められ、掃除も大変です。
“ 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける ”
「この”花ぞ”の”花”は梅だからなー。なにか質問は…ないな」
「先生!その花は、なぜ桜じゃなくて梅なんですか?」
「お、良い質問だ」と嬉しそうな顔をする先生。
このTV CMは、とても印象的です。
好奇心や不思議を感じ取る気持ちを大切にして、育てていきたいものです。
もう一つは、去年までなかった出来事です。
ある日突然、くしゃみと鼻水に苦しめられました。花粉症になりました。
メカニズムは、スギ花粉などへの暴露量がある一定値を超えると突然発症するそうです。
だから、暴露量の少ない子供たちは、平気かと思えば、利用者の中でも数名苦しんでいます。
花粉症になる子は、花粉への感受性が高く、アレルギーが重いといえます。
根本治療をしないと、成長とともに重症化するリスクが高く、ほかのアレルギーの病気にもかかりやすいと言われています。
アレルギーの根本治療法の保険診療も始まり、有効な耳鼻科治療の可能性が増えました。
遊びや勉強に思い存分取り組めるよう、適切な治療を早めにお願いします。